二人三番叟

狂言・歌舞伎、となってますね。
野村萬斎氏、市川染五郎氏の共演で。
NHKのこの番組は、歌舞伎よりのようですけど、今回は違うようで。
、、、でもないか。
出てるのは、染五郎氏ですし。


染五郎氏の、操り三番叟、面白いですね。
あの動き。巧みな。
萬斎氏にとって、三番叟は餌でしたか。
(言い方がよくないですね、、、まあまあ)
狂言を継ぐ、と決意した曲だそうで。


囃子方と競いつつ、和合しつつ、、、良い表現ですねぇ。
牽制しあう、挑発しあう。


、、、いいですねぇ。
狂言は踏む、歌舞伎は舞う。
まさに表したかのような、演出。
狂言は、一区切りに際して、余韻に浸りたくなり、
歌舞伎は、一区切りで拍手をしたくなる。
体現するものの差、でしょうかね?
あるいは、祝祭と娯楽の重視の差?


鈴の段は、萬斎氏の舞に浸ってる時に、三味線の参入で、
少し、むっ、としてしまった、、、。
染五郎氏の舞には、問題なく合いますけど。
受ける側の気分にもよりますね。
今の私は、静謐さを求める感じがしますので、
狂言の舞の方が好みです。
もうちょっと余裕のある時だと、染五郎氏の舞が良いかも。
松本幸四郎氏一家の方々は、みなさん好きですから。
んー、やはり三味線の後は、拍手が似合います。


いいものみました。
教えていただきありがとうございまする。>情報源の方。
染五郎氏、伝統を踏み台にして、やっていきたいとのこと。
温故知新ということですよね。
そうあれば、自ずと伝統も栄えるかと。
能・狂言・歌舞伎の発展を願います。