新春能狂言

和泉流「夷毘沙門」
大蔵流佐渡狐」


「夷毘沙門」は祝祭色が強いですね。
恵比寿様と毘沙門天が出てくるわけですし、特に優劣もないし。
でも、あの宝物だと、夷さまの方が良いなぁ。
だって、「悪魔祓い」より「様々な幸福をもたらす」方がよくない?
それに、萬斎さんのおかげで、能楽に興味を持ちましたけど、
万作さんの方が上手いもんねぇ。やっぱり。
水が流れるような、所作。
良いですねぇえ。


佐渡狐」は、単純に面白かった。
あっけらかんとやってるのと、最後にはウソがばれるから、憎めないんでしょうね。


能は地謡が入るとどうしても構えてしまうけど、
狂言は本当にリラックスして観てられます。
やっぱり狂言は、面白いなー。
と、後ろから声が
「何が面白いのかね〜」


、、、うむ、そのリアクションは慣れました。
最早気になりません。
「ちゃんと、スタートには間に合います!ご安心を」