国立能楽堂10月普及公演

土曜にふらっと行ってきました。

  1. 解説:能楽あんない
  2. 狂言:「素袍落」
  3. 能 :「小督」


ぐー、で。
したが、、、。

解説:能楽あんない

30分の予定で、25分が能でしたかね。
すみません、疲れてて寝ちゃいました。
残ってるのはですねぇ、、、小督の作り物は、一番長いそうで。

狂言:素袍落

シテ:茂山 忠三郎(太郎冠者)
アド:大蔵 吉次郎(主)
ツレ:茂山 千之丞(伯父)


伊勢神宮参りを思い立った主。
行く時は誘うという約束だから、伯父さんを誘うことにするが、
翌日行くので、多分伯父さんはいけない。
でも、餞別やお土産は面倒。
誘いの使いに、太郎冠者をやるが、上手く餞別を貰わないよう、
言い含めるが、、、。


面白かったです。
隣りは、イマイチわからん、という感じの人だったので、
あまり引かれないよう、抑えるつもりだったのに、、、。
ついつい爆笑で。
しわい主人、と紹介されてましたけど、
しわくはないと思いますよ。
伊勢参りに行くわけだし。
面倒なだけですな。

能:小督

シテ:種田 道一(源仲国)
ツレ:廣田 泰能(小督)
ツレ:工藤 寛(侍女)
ワキ:中村 彌三郎(臣下)
アイ:茂山 童司(女)
大鼓:白坂 信行
小鼓:坂田 正博
笛 :寺井 宏明
後見:宇高 通成、宇高 竜成、田村 修
地謡は省略させて頂きます。


高倉天皇の寵愛を受けた小督の局。
時の権力者からの迫害を危惧し、姿を消す。
悲嘆にくれる天皇は、仲国に探索を命ずる。
仲国はこの中秋の名月、きっと筝を弾かれるゆえ
ごあんじめさるな、と。
そして、探索に向かい、見事、、、。


夢幻能じゃないとこんななんですねぇ。
面は、私にも分かる、、、直面です。
普通の人のままだから、直面って感じではないけど。


お囃子、地謡、舞が渾然とすればするほど、α波が。
きもちよいです〜。
ただ、お調べの時から気がついてたのですが、、、
笛が低音になると、妙にハスキーで。
それが、ちょっと気になりました。
んー、わざと、、、ではないよねぇ?


今回はプログラムを買いました。
と、詞章がついてきて。
これは予想外な収穫。
プログラムは、10月公演分全てで、詞章も4曲分全て。
「遊行柳」(観世流
「小督」(金剛流
船弁慶」(観世流
「蝉丸」(観世流
が手に入りました。
らっき。