家守綺譚・梨木香歩さん

またやってしまった。
一気読み。
まあ、薄い本ですから。1時間くらいですけど。


家守綺譚 (新潮文庫)

家守綺譚 (新潮文庫)


ああ、もう、素晴らしい、としか言い様がなく。
万物に精霊がまだ宿っていた頃のお話。
物書きの淡々たる日常を描くだけ。
それがなんとも言えず、たまらなく。
冒険のないファンタジー、かな。
いや、冒険はあるんだけど。


んー、他の作品も文庫にならないかなぁ。
ファンなら単行本買えって?
持ち歩きやすい、あのサイズが好きなんですよ。
梨木さん、ごめんなさいね。