愛国心と円周率

いえ、二つに関連はないです。
教育制度改革について考えてて、思い出したオマケの二つ。

愛国心について

私は「愛国心」という言葉が嫌いだ。
理由は二つ。

  • 思想統制といった危険な方向で利用しやすい
  • 人に言われるものではない、という意識がある


国を愛してるから、攻め込まれたら守る。
国を愛してるから、攻め込まれそうになったら戦う。
国を愛してるから、攻め込まれる前に叩く。
、、、
戦争反対を非国民と糾弾する。
論理のすりかえに利用する。
、、、
自国のみが素晴らしいと信じ、自国の文化を他国に普及する。
自国のみが素晴らしいと信じ、自国の文化を他国に持ち込む。
自国のみが素晴らしいと信じ、自国の文化を他国に押し付ける。
、、、
愛国心自体はキライじゃない。
ただ、危ないからその言葉を扱いたくないだけ。
ただ、危ないからその言葉を聞きたくないだけ。


見限った、と言いつつ、私にも私なりの愛国心はあります。
愛国心は教えられるものじゃない。
自分の中で育むもの。
私は、何だかんだ言っても、この国が好き。

円周率について

ゆとり教育が叫ばれていた時に、「3」になる、という話をどこかで聞いた。
これが長いことひっかかってたんですが、違う、ということをちょっと前に聞いたので。


ようは「場合によっては、3を用いても良い」ということらしいです。
それを、3にする、という解釈をした人がマスコミで宣伝しただけのことらしい。
で、場合ってのは、円の面積・外周の概算を見積もるとき、とかだそうで。


それなら、普通しますやね。
なーんだ、って感じです。(誰だ、あんなに騒いだのは!)
ちなみに、私の覚えている円周率は、3.14159265358979。
概算は、3。通常は、3.14。
覚え方は、いろいろありましたねぇ。
印象に残ってるのは、ぎゃーじん(アメリカ人)に教えてもらったの。
Yes, I have a number.
3文字、1文字、4文字、1文字、6文字。
数えなきゃいけないから、大変じゃん!ってつっこんだ覚えが。
でも、ちょっと感動しちゃいましたね。


そういえば、小数点を「.」にする国より「,」にする国の方が多いんでしたっけ。*1
英語圏の小数点が「,」だったら、Yesの後のカンマを小数点に見立てられて、なおよかったなぁ。
(オランダ、ロシアといった国では、桁区切りが「.」で小数点が「,」。日英米の逆とのこと。)


ああ、文章が発散してきた。
今日はここまで。

*1:出典は、「ダーリンは外国人」、、、じゃなくて、「ダーリンの頭ン中」