Amazon.co.jpを安全に利用する
Amazon.co.jpの欲しいものリストが、話題になってますね。
http://japan.cnet.com/blog/staff/2008/03/12/entry_25005890/
使うの止めよう、という人も出ています。
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20080312.html
どこまで確かなのか知りませんが、
- 氏名
- 住所
- メールアドレス
- ほしい物
あたりが、ばれる可能性のある情報のようです。
本名ばれてもねぇ、という話もありますが、こんな話もあります。
http://d.hatena.ne.jp/Hamachiya2/20080313/realname
ということで、安全な利用方法を考えてみました。
どうするか?
情報は単独では、あまり意味がありません。
組み合わさると、価値が出る。
Amazonで使うのは、名前+住所+嗜好。
住所は、どうしようもありません。
アカウントにウソ住所を登録して都度入力する、という手もありますが、あまりに面倒。
ここは諦めます。
嗜好は、個人(=名前)と切り離せれば、問題なさそうです。
名前。これが今回のエントリの味噌。
違う名前使いましょ。
Web Shopping名。(偽名ではない!と言いたい)
Amazonに知らせる名前は、届けば良いのです。
一人暮らしなら、表札を上げる(近所には、セキュリティ上とか言う)
実家なら、家族に認識してもらう。
、、、そうだ、カード、、、。
今回のエントリの弱点は、ここか。
カードばかりはどうしようもありません。
本人認証をかわせませんねぇ。
お好きな名前でお作りします、なんてサービスありませんかね?
もうそのカード会社は信用するからさっ。
カード情報もセットで流出するような大事故には、今回のエントリは無力です。
ま、さすがにそれは別管理と信じる、、、。
気を取り直して。
今の情報を消す
二番目に出した、高木浩光さんの日記を読めば分かりますが、
なんと、Amazonの情報は消去できないようです。
ということで、我々に出来る抵抗は、更新することのみ。
ほしい物リストの設定も更新が必要らしい。
更新した上で、アカウントを停止しましょう。
新しいアカウントを作成する
まず、アカウント管理台帳を作りましょう。
作り方、というかポリシーは次のエントリにて。
アカウントが複数必要になる可能性があるので、必要です。
必要な個数は、人に言えない趣味があるかどうかで違うでしょう。
私なら一つでも良いですが、例えば
- 能楽関連
- 児童文学関連
- 情報技術関連
といった具合。もしくは
- 趣味用
- 他
でも良いかも。
そして、これらにWebショッピング名を付ける。
- 佐藤 観世
- 佐藤 梨木
- 佐藤 光
苗字はもちろん本名でなく、よくあるものにしましょう。
全て同じにした方がラクチンですが、変えるとより安全です。
必要なだけ、メールアドレスを取得する
GMailでもLiveMailでもYahoo!Mailでも。
いくらでも作れます。
必要な個数は、アカウントの個数、もしくは個数+1。
特に複数アカウントの場合、+1して集約用メールアドレスを作ると便利。
- sato1234567890_kanze@gmail.com.xxx
- satonashi9999@live.jp.xxx
- hikaru55555@yahoo.co.jp.xxx
- sato_all9876@gmail.com.xxx
といった感じ。(メールアドレスにも法則性がないと、ますます良い)
作ったメールアドレス、パスワード、質問の回答等は、必ずアカウント台帳にメモしましょう。
人間忘れます。複数になると特に。
集約用は、メールは一元管理した方が楽だからです。
各々から転送すると良いでしょう。
表札を作る
ガムテープで貼るのでも、問題なく届きます。
郵便、宅配、いずれもOKです。
場合によっては、
御宅にこういう方はお住まいですか? お住まいの方をお知らせください。
という通知が来るかもしれませんので、WebShopping名を連絡しましょう。
ほとんどのものがサインで通用しますが、もしかするとハンコがいるかもしれません。
(私は、ハンコが必要になったことはありませんが)
その場合、一旦持って帰ってもらって、ハンコ買ってきましょう。
そのためにも、よくある苗字が良いのです。