ゲーム機は、、、
次世代ゲーム機と言われる三つのゲーム機。
これについて考えていて、ふと思った。
Wiiだけ、スペックが次世代と言える程のものではない。
ニンテンドーDSも、PSPと比べると、見劣りする。
しかし、売れているのは、DSだしWiiだ。
ファミコンが流行った頃、ファミコンは技術革新の切り込み隊長と言えなかったろうか?
一般に普及するコンピュータはあまりなく、普及へのとっかかりとなった。
そう思う。
軍事産業とゲーム産業が、技術革新の担い手、だと思っていた。
しかし、現状を見るに、今は違うようだ。
PS3は確かに素晴らしいCPUを持っていると思う。
これが売れていれば、技術革新の担い手、といった感じもするのだが、
売れているのは、Wii。
もはやゲーム産業は技術革新の場、ではないらしい。
そういえば、以前にもこんなことを考えた気がする。
たしか、、、Nintendo64の頃だ。
あの当時、64BitCPUはあれしかなかったと思う。
(古くないPentium4とかCore2Duoは64Bitだけど32Bitで使ってる人がほとんどだろう)
ゲーム産業は、技術の牽引役。
そう思っていた私は、Nintendo64をオススメしたが、見事にコケた。
あの頃から、技術の牽引役ではなくなっていたらしい。
、、、そうか、今、WiiやDSが売れているのは、任天堂があそこで痛い目にあったからか。
となると、次は誰がどんな手でくるか。
PS3に学習したSCEも技術革新の道を選ばなくなるのか?
いずれにしてもゲーム機は、技術者のおもちゃではなく、経営者の駒になったようだ。
、、、残念、じゃな。
追記)
PS3が分散コンピューティング(Folding@home)に対応しているようですね。
遊んでいない時のPS3のありあまるパワーを、人間のたんぱく質の折り畳み現象の解析に利用。
いいですねぇ、少しPS3が欲しくなりました。
技術(セル)の有効活用です。