プログラマに必要なものは

SEではなく、PG。
(ちなみに、上級PGをSEだと勘違いしている人もいるが、
 SEとPGは職種が違うので、そこのところお間違えなく)
なお、私はシステムエンジニアなので、SEから見たPGへの希望。

  1. プロ意識
  2. 羞恥心
  3. 美意識

おまけが「和」

プロ意識

これはPGに限らない。
社会人なら当たり前。
給料をもらってる人は、皆プロです。
プロとしてのプライドを持ってください。
ようは、

  • 自分の仕事に責任を持て
  • 自分の仕事に誇りを持て

ってこと。
「誇り」の方は、いろいろな形態があるので、それ次第で良いけどね。

羞恥心

「プロ意識」にも連動する。
「プロとして恥ずかしくないか?」それを自らに問いかける気持ちがほしい。
もっとも恥ずかしいことは、「恥ずかしいと思った事」を隠す事。
どんなに辛くても、隠さず認めること。
そこから始まる。
恥ずかしい、と思わない人に、進歩はない。

美意識

動くプログラムというのは、当たり前。
美しいプログラムを書いてこそ、PGです。プロです。
ただ、美しい、というのは難しいもの。
美意識は人によっても異なる。
宗教問題に近いともいえる。
だから私は、「その人が美しいと胸を張っていえるプログラム」であれば、それなりに支持する。
ただ、私にも信仰している宗教があるので、それに反すると微妙な評価になるけど。
私の宗教は「The simple is best.」ですけどね。
一つのメソッドは短く。
ただし、トリッキーに短くはせず、単純さを優先する。

おまけの「和」

ここまでは、PGは頑固な職人であれ、ということ。
自分の納得の行く姿勢を貫いて、納得の行くものを作ってください、ということ。
、、、ただ、現実的には、それでは困ることが多い。
だから、「和」。
仕事は一人ではできない。

  • 周囲に和して、コミュニケーションは豊かに
  • スケジュールに和して、ある程度妥協して欲しい

そこでは、美意識とプロ意識の喧嘩になるに違いない

  • あとあとのことを考えて、分かり易いプログラムにして欲しい

そこでは、美意識が曲げられるかもしれない
、、、私の美意識にはマッチするけど
人は一人では生きていけない。
「和」はPGとしてよりも、人として必要なもの。
まあ、人によって、おまけに対する努力目標は異なるけどね。


なんか、おまけを書いてたら、SEっぽくなってきた。
頑固な職人になれなくて、「和」の面が強い人が、SEになるのかもね。