お気に召しませんか?

こんなニュースを見つけた。
「授業中のノートPC使用禁止」--米大学教授の判断にブログ界は賛否両論
この教授はパソコンが気に入らないようで。
でも、大学ノートにしたところで、ぱらぱら漫画描いたり、別な勉強したりと
違うことはいくらでもできるでしょうに。


でも、なきゃダメ、と噛み付く学生もどうかと思う。
郷にいらば郷に従え、という言葉を知らんのでしょうね。
いやなら、そこに行かないで済む方法を考えれば良いだけのこと。
そうは思えないものなんでしょうかね???


、、、突出した意見のみ取り上げるから、こうなるのか。
そうか、ぎゃーぎゃー騒ぐのを今時の学生(まあアメリカの話ですけど)と
思い込んでしまったフシがある。
頭の硬い大学教授と自分の意志を通すことしか考えない学生、という
ステレオタイプ的な頭の悪い発想。
これを誘発されてしまった、、、。
んー、メディアに思考を操作される、というのはこういうことなんですねぇ。
ふむふむ。


朝日新聞の土曜版?に、藤巻兄弟がコーナーを持っている。
「フジマキに聞け」
兄は、元モルガン銀行東京支店長。弟がセブン&アイ生活デザイン研究所社長という多才な兄弟。


先日の「下流社会格差社会という議論についてどう思うか?」というのの回答で、
弟さんの回答が印象に残った。

    • -

昨今の下流社会論議では、東京のトレンドといったものに無関係に、
つつましやかな生活に満足して生きている人を、「下流」ととらえているようだ。
しかし、他人と比べ自分が上中下のどこに位置付けられてるかなんてことを、
考えること自体がナンセンス。
フジマキ自身は上流・下流を問われれば、「自分流」と答えたい。


わかり易いものの方が受けが良いため、メディアによるとらえ方は、
ステレオタイプになりがちである。
そのことになんだかんだ言う気はあまりないが、
それが全てではない、ととらえる心を忘れないようにしたい。


「自分流」と考える人や、歌で発信する人(世界に一つだけの花)、
いろいろな人が、いろいろな形でメッセージを出している。
世の中、そう変な人・事象ばかりではない。
バランス感覚を失わないようにしたいものである。