話題の感情解析APIを使ってみる
MicrosoftのProject Oxfordで人の感情を解析するサービスを始めたようなので、使ってみます。
無料プランでは、1分あたり20回、1ヶ月あたり10000回まで利用できます。
Subscription-Keyの取得
APIを使用するには、Subscription-Keyが必要になります。
https://www.projectoxford.ai/emotion
のタイトル部分にある「Subscribe >」を押して、取得しましょう。
その際、マイクロソフトアカウントと、Project Oxfordがそれにアクセスして良いかの認証が必要となります。
アカウントにログイン(または新規作成)して、アクセスを承認すると、Subscription-Keyが取得できます。
PrimaryとSecondaryともらえますが、使うのは一つです。
メモしましょう。
使用方法
お手軽には、Web上にある写真をURL指定で解析してもらう、でしょうか。
Test Consoleがあるので、それを使うのがお手軽です。
- 上記ページの「Documentation」を押す
- Emotion APIs Documentation左メニューの「API Reference」を押す
- Emotion Recognitionの注意事項を読む(以下のような内容)
- 「Open API Testing Console」を押す
- Request parametersのfaceRectanglesはオプションなので、ほっといてOK
- Content-Typeはそのまま「application/json」
- Ocp-Apim-Subscription-Keyに、先ほど取得したキーを入れる
- Request bodyのurlの内容を、解析したい画像のURLに変更する
- 「Send」すると、、、結果が返ってくる
というわけで、HTTPリクエストが組み立てられるなら、PowerShellでも何でもOK。
写真をリクエストに入れる場合は、application/octet-streamでOKです。
人の顔色を伺うシステムができてしまいますね。
判定は、
怒り(Anger)
軽蔑(Contempt)
嫌悪(Disgust)
恐怖(Fear)
幸福(Happiness)
無表情(Neutral)
悲しい(Sadness)
驚き(Surprise)
なんですけど、、、眠い、とかないのか、、、。
数値は1が最高っぽくて、指数表記のケースもあるので注意。