恐ろしきは何だろう?
特定の条件下で、自宅がばれることが判明しますた。
ばれる?
高木浩光@自宅の日記 - デイリーポータルZ 記者の家を探しに行く, ユビキタス社会の歩き方(3) 無線LANのSSIDを不用意に明かさない
簡単に言うと、自宅の無線LANの設定がばれることで、住所がばれるかもしれない、ということ。
対象は、
- 無線LANを使っている
- PlaceEngineというサービス(またはその類似サービス)を使っている
人、または、近所の人がそうな人。
(IPv6の話は割愛する)
該当する人を探したい人は、MACアドレスが変更できるアクセスポイントがあれば、自宅から出ずに探索可能、、、。
恐ろしい
と思いました。
脊椎反射的に。
、、、しかし、そんなに恐ろしいかしらん?
というか、恐ろしいとは?
不特定多数の人に、自分の住所が知られる。
知った人がモラルの高い人ばかりなら何も起きないでしょう。
うむ、恐ろしきはモラルの低下か。
防ぐには
自分と直結するような無線LAN情報を公開してはいけません。
自宅の近くの無線LAN情報もしかりです。
一番大事なのは、MACアドレスで、次にMACアドレスと関係したSSID。そしてIP。
ということで
は、とても重要です。
初期設定では、SSIDがMACアドレスと関連するものがあるので、可能であれば無関係にすること。
できることなら、「ANY接続不可」「MACアドレス制限」をかけましょう。
「MACアドレスは変更できるから、MACアドレス制限は無意味だ」というアンポンタンがいますが、それは無視です。
「空巣は鍵を開けられるから、玄関に鍵をかけるのは無意味」ですか?
ハードルはなるべく上げておくべきです。
なお、「ANY接続不可」「MACアドレス制限」にすると、新しいPCを接続する時やPCを再接続するのが不便です。
その瞬間だけは、開放することにしましょう。
また、設定は有線からのみとしましょう。
ハードルを上げるのです!
しかし
こんな警戒をしなくても良い世の中になって欲しいものです。
もともとインターネットの世界、というか、TCP/IPは、始めに信頼ありき。
人類がみな信頼できる人であればなあ、と人は夢を見るもので。
儚い、か。