言葉の使い分け

しゃべっているときや、通常はあまり気にしませんが、
気持ちを込めたい、と思った時は、てにをはに注意を払います。


とりあえず、「は」と「が」について。
言霊、とか、言葉に力を込めたいと思った場合に、
意志のないものに「は」をつけたりします。
今回は、大事なものを解き放つ、といったイメージで
「言葉は歩く」と書いたので、そこにツッコミが入るのはとても嬉しい。
私のイメージでは、手足のある言葉に、行っておいで、と
声をかける感じだったりします。


、、、んー、非科学的。
0と1のおかげで給料もらってる人の発言じゃあないですね。


では、、、。
統計をとったりしているわけではありませんが、
人に与える影響をこう判断しています。

  • ひとりでに、という思いを込めて「が」
  • 別な主体の意志によって「は」
  • 「ガラスが割れた」と「ガラスは割れた」
  • 「電話が鳴った」と「電話は鳴った」

ね。それっぽいでしょ。

  • 電話が鳴った。私はその音で我に返った。
  • 電話は鳴った。私はそれを待っていたのである。

「電話が」の方は、かけて来た主体はない。鳴ることが重要。
「電話は」の方は、かけて来た主体を感じさせる。
言葉の影響力ってヤツですね。


少しガクジュツテキだ。
うむ、これでこそ、日本語の教師の息子っぽい。
そう、おやじさんに怒られた母上は、日本語の教師だったりする。
いいのかねぇ?
息子に言葉を教わるようで。